カリキュラム(仮)

2025年度開校予定です。二年間で歴史的建造物についての基礎知識や保存の歴史、保存修理工事について情報発信します。
一年間目は基礎知識や保存修理工事で何が行われているか紹介します。
二年目は運営者が担当した歴史的建造物の保存修理工事を写真と説明で擬似体験していただく予定です。
文化財の学校は歴史的建造物に興味をお持ちの小学生から一般の方、建築工事に従事する方を対象としております。
このコンテンツは希望者の方へ有料配信となります。内容の疑問や質問、ご意見をお受けしてコンテンツを充実させて行きます。

一年目カリキュラム

01 歴史的建造物保存のルール 歴史的建造物の保存修理工事で大切にしなければならないこと
02 ものさし 昔のものさしの長さ
03 釘 昔の建物は釘を使っていない?
04 職人さんの道具1 木を加工する道具
05 工職人さんの道具2 石材加工、土壁塗、屋根葺の道具
06 歴史的建造物を測る1 おおもとの寸法
07 歴史的建造物を測る2 細部の寸法
08 歴史的建造物の修理を考える 修理設計
09 保存修理工事を考える1 解体工事までの実施設計
10 建物を詳しく知る 解体工事よって見えなかった部分を調べ、地域や建物の歴史的な調査で建物を詳しく知る
11 保存修理工事を考える2 工事竣工までの実施設計と施工管理組、工事監理
12 報告する 保存修理工事報告書を作成する

二年目カリキュラム

01 仮設工事 良い素屋根、足場
02 解体工事 各部材への番付、部材を傷つけないように解体するために
03 解体工事に伴う調査 解体工事を進めていくと隠れていた部分が見えるようになりますので、様々な調査を同時に行っていきます
04 構成部材調査 建物を構成しているすべての部材の調査を行いカルテを作成します
05 痕跡調査 部材に残っている痕跡によりいつどのような変更がなされたのか部材に残る痕跡や墨書、史料を基に判断します
06 史料調査 建物や地域に関係する歴史的な調査をします
07 変遷図作図 調査結果を基に建物が建てられてから現在までの平面変遷図を作成します
08 現状変更資料作成 現状変更を行った方が建物の価値や耐震性等が向上する場合は、現状変更の申請を行い資料を作成します
09 変更図作図 現状変更を行う場合には、資料として組み立てる姿の変更図を作成します
10 実施設計と構造補強 現状変更を行う箇所の内容に応じて施工方法を検討します
耐震診断により構造補強が必要な場合は耐震補強工事の検討を行います
11 組立工事 竣工までに必要な工事を発注します
12 工程管理・監理 工程管理と記録写真撮影
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