西俣阿蘇神社本殿は西俣に在りましたが、川辺川ダム建設により水没するため、現在地に移築されました。『麻郡神社記』によると当社は、草創の年紀は不明で、応永25年(1418)藤原成國願主眞栖寺住持比丘智礼、鷹野村妙光尼等再興、天正年中(1573~1591)修復、元禄9年(1696)拝殿造替の記載があります。
西俣阿蘇神社本殿は洋釘のみの使用で、化粧垂木も棒垂木となっていることから明治中期以降に建立されたとみられます。
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