西俣阿蘇神社本殿
建物データ
指定名称 | 西俣阿蘇神社本殿 19世紀後半か 一間社流造、鉄板葺 |
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指定年月日 | |
所在地 | 五木村久領 |
修理記録 | |
保存修理工事報告書 |
西俣阿蘇神社本殿正側面

西俣阿蘇神社本殿は西俣に在りましたが、川辺川ダム建設により水没するため、現在地に移築されました。『麻郡神社記』によると当社は、草創の年紀は不明で、応永25年(1418)藤原成國願主眞栖寺住持比丘智礼、鷹野村妙光尼等再興、天正年中(1573~1591)修復、元禄9年(1696)拝殿造替の記載があります。
西俣阿蘇神社本殿側面

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西俣阿蘇神社本殿は洋釘のみの使用で、正面飛檐垂木は棒垂木となっています。正面地垂木と背面の化粧垂木は全体に反りが付けられているように見えます。
東俣阿蘇神社本殿より新しいとみられ、また明治期の特徴がみられないので、明治以前に建立されたとも考えられるので、もう少し調査が必要です。