谷水薬師
建物データ
指定名称 | 谷水薬師 薬師堂:桁行三間、梁間四間、一重、入母屋造、桟瓦葺、正面一間向拝、東向 明治32年(1899) 仁王門:三間一戸門、入母屋造、桟瓦葺、東向 明治31年(1898) |
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指定年月日 | |
所在地 | あさぎり町麓 |
修理記録 | 薬師堂:昭和52年 仁王門:平成20年屋根葺替 |
保存修理工事報告書 | 未出版 |
谷水薬師仁王門正面

仁王像にはティッシュがくっついているのですが、これは病気平癒のために紙つぶてを口で噛んで仁王像に投げ、病のところに付着させる奇妙な習慣があるからだそうです。
谷水薬師仁王門背側面

樹木の落葉が屋根に溜まり、軒樋は機能してないようにみられます。
谷水薬師堂正面

谷水薬師堂は真言宗寺院東円寺の一堂で明治30年(1897)に火災で焼失し、その後再建されたのが現在の薬師堂で、東円寺は廃絶しています。
谷水薬師堂正側面

台輪下は外側に拳鼻を出しています。
谷水薬師堂向拝

ここ見てください
水引虹梁木鼻は江戸期の仏堂にはない写実的で立体的象鼻となっています。江戸時代までの仏堂の意匠とは隔絶された感じを受けます。