築地御大師堂
建物データ
指定名称 | 築地御大師堂 明治前期 桁行三間、梁間二間、入母屋造、桟瓦葺、正面一間向拝、南面下屋接続、東向 |
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指定年月日 | |
所在地 | あさぎり町甲 |
修理記録 | 昭和40年年代:向かいにかつて旧堂があり、その旧材を再用して修理 |
保存修理工事報告書 | 未出版 |
築地御大師堂正面
寺院としての史料がなく詳細は不明です。
築地御大師堂正側面
あ雨落廻りに何も在りませんので礎石が露出しています。
築地御大師堂向拝
水引虹梁木鼻は象鼻となっていますので明治期のものとみられます。屋根は近年修理され化粧垂木から上が取替えられているようです。
築地御大師堂軒廻り
元々瓦葺で、化粧垂木が棒垂木ですので明治期の建立とみられます。
建物情報
※情報の内容は調査・研究成果によるものです。
平面計画 | 『中世等文化遺産保護対策事業調査報告書』(平成8年3月、熊本県教育委員会)の図面を見ると、正面三間3,972㎜(13.10尺)、中央間1,972㎜(6.50尺)、端間1,000尺(3.30尺)、側面三間3,970㎜(13.10尺)、正面側端間1,988㎜(6.56㎜)、中央間987㎜(3.26尺)、背面側端間995㎜(3.28尺)となっています。各柱間寸法は現行尺(1尺303.03㎜)で整理されたもののようです。 平面規模は桁行方向と梁間方向で2㎜の差がありますが、13.10尺の正方形平面とみられます。6.30尺×3.15尺、柱断面寸法0.50尺の畳割りと考えられますが、図面上の柱断面寸法は図面を測って換算すると130㎜前後です。 正面三間は中央間と端間の柱間寸法比が2:1に近く、寸法比では中央間6.55尺、端間3.25尺となります。側面は正面側端間6.55尺、中央間・背面側端間3.275尺とみられます。 |
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