築地熊野座神社薬師堂

建物データ

指定名称 築地熊野座神社薬師堂   江戸時代後期
桁行三間、梁間三間、寄棟造、茅葺、妻入、南向
指定年月日
所在地 あさぎり町甲
修理記録 明治24年:彩色修理
明治41年:修理
平成 5年:茅葺替
保存修理工事報告書 未出版

築地熊野座神社薬師堂正面

築地熊野座神社薬師堂正面

『九州では相良の寺院史料』(上村重次)によると久木崎寺は時宗寺院で築地熊野座神社の別当で、正応年中(1288~1292)の草創とされています。寺院は廃絶していますがその時期は判りません。
現在の薬師堂の建立時期については史料がありませんが、明治期に修理が行われていますので、江戸時代後期には建立されていたとみられます。

築地熊野座神社薬師堂背側面

築地熊野座神社薬師堂背側面

現在まで維持管理が大変な茅葺が残されていることは大変貴重です。

建物情報

※情報の内容は調査・研究成果によるものです。

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