願成寺石造七重塔

建物データ

指定名称 願成寺石造七重塔   鎌倉時代
石造七重塔
指定年月日 昭和37年9月10日
所在地 人吉市願成寺町
修理記録 不 明
保存修理工事報告書 未出版

願成寺石造七重塔

願成寺石造七重塔

願成寺は相良氏の菩提寺として天福元年(1233)に開基されたもので、同所には相良家代々の墓地(県指定史跡)があり、多くの五輪塔が整然と並んでいます。
人吉球磨地方の石造物最古銘は六番目まで層塔が占めています。願成寺石造七重塔は無銘ですがその様式から鎌倉時代のものとみられています。間層式の簡素な造りで、軸石がやや腰高なため他の層等と比べるとスマートな印象を受けます。

建物情報

※情報の内容は調査・研究成果によるものです。

石塔形式 七重層塔
銘 文 銘なし
彫 刻 笠石軒裏に隅木や垂木形を造り出し
塗 装 未確認
破損状況 相輪の折損
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